2013年1月3日木曜日

21世紀にオーバードライブ

中学生の頃からざっと25年も読み続けている漫画がある。それは「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画である。もうすでに第1巻などは100回以上も読み返したであろうが、荒木飛呂彦氏の描くその物語の世界は、今でも色あせることも無く、僕に勇気を与えてくれている。

向こうからすると、私など、見知らぬ他人であろう。だけど、この出会い、この運命は私にとってかけがえのないものであり、そういった意味で、人と人のつながりなど、本当に奇妙なものである。

特に結婚し、子供も持つことになった昨今、その思いは特に強くなっている。出会いこそが運命だと、運命、それ自体が叫んでいる。

10年前も20年前も変わらず、私は何かを考えながら生きている。
そして、それを表現してみたいという気持ちも変わらない。

2013年。世界はどこへ向かうのだろう。いや、私はどこへ行こうとしているのか。

その昔、ポジティ部というホームページを運営していた。そこで、私は哲学的な話と、四コマ漫画を描いていた。あのバランスは、自分自身で言うのもなんだが、絶妙なバランスで、遅筆のため更新があまりできなかったが、それでも、一つの表現として、攻防が一体となった「見せるべき形」の一形態を築けたように思う。だが、日々の雑事の中、だんだんと更新ができなくなり、そしてやめてしまった。だけど、語るべき話がなくなることは無かった。

さて、それではもう一度はじめよう。今度は四コマ漫画の代わりに、もっと私の趣味的要素、それはコンピュータであったり、ガジェット類であったり、オーディオに関することであったり、主に日々の暮らしの中の事を織り交ぜ、その中で「語りたい、語るべき物語」を忍ばせていこう。時々は四コマ漫画も描ければいいが。

この奇妙な出会いで、読者の運命に多少の善き関与ができる事を願って。
妻が夫の料理の塩分濃度を少しずつ増やしていくがごとく。

焦らずに、じっくり、そして着実にやることにさせていただく。

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